PayPayとは?
巷でバズってるスマホ決済サービス「PayPay」について、
なんやねんと思う方のために簡潔にどんなものかまとめる。
【使い方】
事前にアプリインストールしておいて、
店頭でQRコード読み取ってもらうだけで決済完了。
【何がすごいの?】
「100億円あげちゃう」キャンペーンというのが、
今バズりにバズっている。
PayPayで支払うと、支払った金額の20%が戻ってくる!
さらに
・40回に1回の確率で、
決済した金額が全額キャッシュバック※
・Yahooプレミアム会員なら20回に1回全額キャッシュバック※
・ソフトバンクスマートログイン設定済み または
Y!mobileサービスの初期登録済みのYahoo Japan ID設定で
10回に1回全額キャッシュバック※
※上限10万円まで
さらに
初期登録で500円分のPayPay残高付与
この確率で全額キャッシュバック、という部分がなんとも
日本人のギャンブルソウルを刺激してる。
【そんなん知ってるわという方のためにプラスαの情報と考察】
こんなん大丈夫なん?と誰もが思う。
どうなってんの?という疑問に対して
そのカラクリを考察してみる。
最初に採算度外視の出血大サービスで間口を広げる
というビジネスモデルなのは明白だが、
他の決済インフラサービスと比較して圧倒的に違う点がある。
従来の決済サービスはお店側から決済の金額の2%やら3%やら手数料として取っていて、これが決済業者の利益になっていた。
例えば、あるお店でクレジットカードで100円のお買い物をすると、
そのうち2円か3円は決済インフラを提供している業者(VISAやカード発行会社等)にしょっぴかれていた。
しかしPayPayがこれらと決定的に違う点は
事業者からの手数料が0%ということ。
これによって事業者はノーリスクでスマホ決済環境を整えることができる。
もう一つ疑問としてあったのが、
決済を牛耳りたいなら
わざわざQRコード経由せずに
QUICKペイみたいな非接触決済にして、
スマホ近づけるだけで決済できるようにした方がいいんじゃないの?という疑問。
これについてはソフトバンクの孫さんがこのように答えているインタビューがあった。
「なぜQRがいいかというと、お店側にほとんど投資がいらない。QRコードのシールを貼るだけで実現できる。(よって)基本的に店の数は無限に広がる。
従来のように高い専用端末を買って、それをインストールして、オペレーションコストを払って、手数料を沢山払って、という従来のビジネスモデルではなくて、全く新しくコストのかからない、そして素早く大きく広がる、こういうネットワークが作られていく」(孫会長)
・・・非常に納得。
PayPayの最大の強みは、
そう。
後ろにYahoo、ソフトバンクという
日本のITにおける最強クラスの存在があること。
100億ばらまいたとしても、
後から決済のビッグデータを回収し、
上記の二社のその他のサービスと合わせることで、
どうにでもなるということ。
このどうにでもなるという部分、
ここにPayPayの未来がある。
今後どんな動きを見せるかに期待!!
読んでくれて謝謝!