西野亮廣 講演文字起こし

 自分はディズニーを倒す。

ディズニーに30代のうちに

 

ディズニーの収支一覧表を見たら

結構売れてる。

1年後に挑まないといけないと思うと膝が震えた。。

でも弱みはジャングル系が弱いこと。

映画は勝てると思う

そのあとグループごといっちゃう。

 

挑戦する人にはやっちゃえと言う方。

行かせたからには伝えなきゃいけない。

→革命のファンファーレに書いた。

 

僕らの挑戦を止めてしまうものは何か?

①お金

活動資金や運転資金

②広告

どうやって広めるか?お客さんを呼んでファンを獲得するか?

大体の人は広告をできずにやめてく

 

大体の人は上記の音痴のまま

学校教育にこれらは入っていない。

お金と広告について、

解き方について教えていかないといけないと思って

革命のファンファーレに書いた。

 

軸になっているのは「えんとつ街のプペル」をどのように書いたかをまとめた。

 

この作品を書くまでに3作書いているが、3万部しか売れなかった。

絵本業界ではヒットした方だが

 

絵本始めたのは25歳の時。

その時、はねるのトびらで有名になったしチヤホヤされるようになったが、

スターにはなっていなかった。

 

しかし、先輩方の背中しか見えなかった。

 

世間の人からすると、視聴率越えようが、

 

先輩が何もないところから引いてくれたレールであった。

同じレールを走っても抜けなかった。

 

なので別のレールいくしかないとなって絵本描き始めた。

 

25歳でテレビをやめて絵本描き始めたけど売れない。

その時世間はどう言う状態かと言うと、

「最近キンコン西野見なくなったね。オワコンじゃね?」

 

→お客さんのもとに届かなかったらオワコン

届いて始めて作ったとされる

 

作るを再定義する必要がある。

 

作ったものがお客さんの手元に届く導線をデザインしないといけない。

 

自分の過去作は全て未完成だった

吉本興業や出版社に任せていたし、その方がかっこいいと思っていた・

作るだけつくってうることを人に任せるのは育児放棄と同じだ。

 

子供を預けて子供が死んだらその責任は親にある。

 

作るだけ作って子供を殺さないtp決めた。

 

広告のことを考え始めた

 

 

他者目線を持てないと生き残っていけない。

→お客さん目線が必要。

 

自分がどんな本を買っているかを考えた。

どんなものを買っていて、どんなものを買っていないか?

 

生きていくために必要か否か?

生活必需品は買っていた。

 

買ってしまっている作品はある

・マーライオンの置物

・宮島と書かれた布(ペナント)

・京都で御用と書いてある提灯

 

本は売れないけど演劇のパンフは超売れる。

 

つまり、

作品にはお金を出さないけどお土産にはお金出す。

 

なぜ僕たちはお土産を必要としているのか?

 

お土産は生活必需品にカテゴライズしている。

 

→絵本を売るためには絵本をおみやげ化すればいい

 

どうしたか?

絵本の原画を無料で貸し出しして、

日本全国で原画の展示会開いてもらった。

その出口で本を売らせてください。

→超売れた。

 

本が超売れた。

本としてではなく、原画展のお土産として売れた。

 

個展を止めなければ

本の売り上げが止まることはない。

 

本の売り場の本丸は個展会場である。

 

作品だけでなく売り場も一緒に作ってあげた。

お土産にする はキーワード。

 

えほんの作り方の話。

これまでのほんと違う点は

分業制で作ったこと。

 

例として映画やテレビはいろんなスタッフが集まってつくるが、

絵本は一人で作ることが当たり前になっていた。

 

こんなアイデアには何の価値もない。

世の中のものはほとんど分業制で作られているのだから、

本が分業制になっていない理由は何かを考えた。

 

その理由は単純。

絵本の市場が小さいため、売り上げが見込めない

→制作費が用意されない

→スタッフさんを雇うお金が準備できない

 

上記を繰り返しているうちに

本は一人で作ることが当たり前になっていった。

 

 

クラウドファンディングは

2度クラウドファンディングをして

5600万円集まった。

 

ここで見誤っちゃいけないのは、

クラウドファンディングは金のなる木ではない。

 

有名だからお金が集まるわけではない。

例えばロンドンブーツの田村淳さん(ついったーのフォロワー260万)

だけど100数十人しか支援者が集まらなかった。

 

なぜか?

テレビタレントとクラウドファンディングの相性すこぶる悪い。

 

クラウドファンディングをする上で重要なのは2点

①お金とは何か?

②クラウドファンディングとは何か?

 

 

 

②について

クラウドファンディングは信用をお金に両替する両替機

 

①について

お金とは信用である。

例。ホームレス小谷

ホームレス歴5年。

お金持っていないけどお金に困っていない。

なぜか?

普段どんな活動をしているか?

普段1日50円で売っている。

 

50円で雇って家の草むしりをさせたとする。

朝から黙々と草むしりをして、昼まで

昼からまた夜までまた黙々と草むしりをする。

1日50円で

 

入り口の値段設定を8千円とかにしていると、

 

つまり

お金は稼いでいないけど信用を稼いでる。

 

これからはお金ではなく信用を稼ぐことが重要。

 

ある日結婚した。

 

名古屋で鬼ごっこの人数合わせをしてという依頼で出会った女と

その翌日に結婚した。

 

彼女に披露宴をプレゼントしたい。

しかし、結婚式披露宴は高すぎる。

2百万とか3百万とかする。

1日五十円で売っている小谷じゃ無理。

 

→クラウドファンディングをしたら250万円集まった。

誰も知らない人が2週間で250万円集めた。

 

彼はお金持ちではなかったが、

信用持ちだった。

 

それ以降クラウドファンディングは全て成功している。

 

お金は必要な時に必要な分だけ両替する。

 

その働き方が一番新しく時代にあってる。

 

VALU、タイムバンクが出てきた。

投げ銭アプリ元年である。

 

信用をお金に両替しているだけ

 

 

 

テレビタレントは信用がないのか?

→なし

その理由は、テレビタレントの収益構造にある。

 

テレビタレントの給料はスポンサーの

なので好感度が重要で、

スポンサー、制作番組にとってのいい

 

まずいもの食べて美味しいと言わないといけない

美味しいとしか言えない。

 

タレントは不味いものを食べて不味いというと仕事がなくなる

構造上不味いものを食べて不味いと言えない。

 

現代は嘘かほんとかなんてぐるなびやSNSですぐ調べられるので

嘘が嘘だとバレる

 

みんなが知ってるのは人気タレントではなく、

認知タレント

多くの人が知っているだけで、

人気があるわけではない。

 

認知タレントが一度不倫をしてしまうと・・・

スポンサーが離れる。

広告収入はなくなってしまい、活動しにくくなるし再浮上しにくくなる。

 

この話をすると一人のタレントが浮かぶ。

ベッキー。

 

彼女は認知タレント。

 

まずいものを美味しいという嘘をつき続けた

 

ただ、ベッキーが嘘つきかというとそうではない。

そんな彼女がて

→環境によって嘘をつかされている。

 

そういう環境に追いやられた時に嘘をつかされるのであれば、

そういう環境から離れればいい。

 

信用を獲得するためには嘘をついてはいけない。

 

そのためには嘘をつかざるを得ない環境から離れる必要があった。

 

だからグルメ番組には出ちゃいけない

 

 

まずスケジュール帳をみて、

嘘をつくことになるであろう仕事を全て断った。

 

責任の所在はどこにあるのか?

 

わかりやすいのはコインチェックの話。

出川さんが風評被害。

 

仮想通貨のことやコインチェックについて調べずに、

CMにでた出川さんのミスであり、

 

ここから生きようと思ったら、

嘘をつかなくてはいけない状況から離れるということ。